みつろうラップ基本の使い方

みつろうラップ基本の使い方

 

以前、外出時にワンウェイプラスチック(使い捨て)を出さないためにできるアクションについて書かせていただきました。
もしあなたが、エコバッグやマイボトルを持つようになったのなら、
次に挑戦していただきたいのが、キッチンのゼロウェイスト化を目指すこと!


キッチンは食品の包装やスポンジなどワンウェイ(使い捨て)プラスチックが多い場所のひとつです。
でもプラスチックごみをゼロにするのはなかなか難しい。
その中でも比較的簡単にできるのが、
プラスチックの食品用ラップをみつろうラップに切り替えることです。


みつろうラップとは、布にみつろうをコーティングしたもので、
手の温かみで形を自由に変えることができラップ代わりとなります。
プラスチックのラップは使い捨てですが、みつろうラップは洗えば何度も使用することができます。
みつろうには保湿・抗菌効果があるのでとても衛生的です。


ご自分で好きな布を使ってつくったり、みつろうラップ自体を購入することもできます。
最近は探してみると、かわいい柄がたくさん登場していて、コレクションしたくなるほど。


こちらでは、みつろうラップをこれから使ってみたいという方に向けて基本の使い方を4つご紹介したいと思います。


①お皿にラップする


お皿に沿って手でぴったりと押さえます。
手の温かみで生地が柔らかくなりラップされます。
お皿に合ったみつろうラップを使ってくださいね。
そのまま冷蔵庫に入れてください。


②食材を包む


使いかけの野菜をみつろうラップに包んでおけば、野菜が長持ちします。
プラスチックのラップに包んで冷蔵庫にしまうと、断面から出てくる水分がラップ部分に溜まってしまい野菜の傷みが早くなってしまいます。
みつろうラップで包んだ野菜が長持ちするのは、天然素材ゆえに野菜が呼吸できているからなのかもしれません。
切り口を中心にしてラップしてください。


③袋状にする


みつろうは手で形を自由に変えられて、形状をキープできる特性があります。
封筒のような形に折りこめば、ナッツやドライフルーツなど小さいものを入れることができます。

こうして外出時のおやつを持って行ったりしています。
コンパクトなので荷物の邪魔にならないし、食べ終わった後は持ち帰って繰り返し使用ができてサステナブル!

④お皿にする


たまたまキッチンにあったみつろうラップの上にクッキーを置いてみたらピッタリ!
当ショップで取り扱いしているaco wrapは丸型なので本当にお皿のようです。
お皿を洗わずに済むので、ちょっとしたお菓子を置くのにおすすめです。

さらにお皿にラップしたみつろうラップを裏返してみると、浅いボウルのようにもなりますよ。


みつろうラップの使い方を4つご紹介してきました。
みつろうラップはプラスチックのラップに比べると、熱に弱い(ゆえに電子レンジはNGです)という弱点があります。

一方、何度も使えることにより、日常のゴミが減ります。
結果、長期的に見ると経済的です。
見た目がかわいいので、冷蔵庫を開けるのが楽しくなるというのもうれしいポイントです。

いきなりプラスチックのラップを使わないことは難しいかもしれません。
まずはプラスチックと併用しながら、地球に優しいアイテムを使ってみるのはいかがでしょうか?

写真で使用したみつろうラップは、すべてaco wrapで、オンラインショップにて販売中です。

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。