コンポストはじめました

コンポストはじめました

 

オンラインショップで扱う製品決めるとき、「コンポストできるかどうか」をかなり重視しています。
「コンポスト」とは一体何なのか、それから我が家で行っているコンポストの方法についてポストします。

◎なぜコンポスト?

「コンポスト」とは「微生物の力でごみを分解し堆肥に変えること、またはその堆肥」です。
ゼロウェイストを目指すなら、絶対に避けて通れない「コンポスト」。
家庭から出る可燃ごみの40%は生ごみです。
とりあえず生ごみをすべて土に入れ、堆肥化できれば、ごみを40%減らすことができます!

生ごみは水分をたくさん含んでいるので、焼却するには多くのエネルギーが必要で、
これらのゴミ処理には私たちの税金が使われています。
コンポストなら、ごみを燃やすわけではないので、CO2の排出もされません。

生ごみをコンポストすれば養分たっぷりの土となり、
その土で野菜を育てれば、生ごみが野菜に生まれ変わります。
生ごみをごみではなく、資源として循環していく、
これこそ「サステナブルな暮らし」と言えるのではないでしょうか。

とてもいいことづくしの「コンポスト」ですが、
虫の発生や分解を促す管理など「ちょっと難しそう……」なところもあります。
「コンポスト」の方法も
コンポスター、ぼかし、ダンボールコンポスト、キエーロ、電動式、みみずコンポストなど
様々な方法があります。
最近では一人暮らしや、マンション住まいでも始められるコンポストの方法があるので、
ぜひ、あなたに合うコンポストの方法を探してみてください!
ここでは、我が家で行っている生ごみの処理方法をご紹介します。

 

◎コンポスト、我が家の場合

我が家では、
①台所に電動式の生ごみ処理機を設置
②処理したものを庭のプランターに埋める
という方法をとっています。

 

①については、
とにかく虫が苦手なので、リスクがほとんどない電動式の生ごみ処理機を選びました。
生ごみの水分を抜くだけでも、ごみの重さは60~80%減るそうです。
乾燥させることで、生ごみの匂いはほぼなくなり、ごみのストレスから解放されます。
初期費用はかかりますが、多くの自治体で助成金が出ていますので、
興味のある方はお住まいの自治体を調べてみてくださいね。
ただし、電気代は毎回かかります。

 

 

生ごみ処理機の説明書に乾燥させたものは肥料になるということだったので、
①で乾燥させたものをプランターの土に混ぜています。
分解がかなり遅いようなので、大きなプランターを4つ用意して順番に混ぜていきます。
そのあとは、水をあげたり、時々土を混ぜたりしています。
土の中の微生物も生き物ですから、生ごみのまま土に入れた方が分解は早いと思います。

しかしながら、少しづつ微生物が分解していく様を観察できるのは、とても興味深いです。
野菜くずが少しづつカビに覆われ、そして跡形もなく消えていく…。
分解が終わるとゴミの匂いは消え、土の匂いがします。不思議!
季節にもよりますが、3ヶ月ほどでほぼほぼ分解されました
(玉ねぎの皮やバナナの皮、根菜類などは分解が遅いです)。

 

◎最後に

一方で、コンポストに入れる生ごみを減らす努力も必要です。
我が家では、野菜くずをベジブロス(野菜だし)にしたり、
食べられそうな部分はきんぴらにして食べたりしています。(ブロッコリーの芯やキャベツの外葉がおいしい!)

我が家で行っている生ごみ処理についてご紹介いたしました。
といってもまだ始めたばかりなので、そのうちにやり方は変わっていくでしょう。
ただ、もう生ごみをそのまま可燃ゴミに入れることはないだろうなと思います。

 

 

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