脱プラスチックのための15つのアクション

脱プラスチックのための15つのアクション


もう8月ですが……毎年7月に開催される「Plastic Free July」をご存知でしょうか?
2011年にオーストラリアで始まり、毎年7月に使い捨てプラスチックを絶つ参加型の運動です。
誰でも参加は可能で、2020年世界で3億人がチャレンジしました。
チャレンジ方法は、すごく簡単。
plasticfreejulyのwebサイトでご自身の決意を登録するだけ(English onlyですが!)。
難易度(「使い捨てプラを絶つ」から「全てのプラスチックをやめる」まで!)や期間(1日からでもOK)は自分で決めることができます。
7月以外でもプラスチックフリーに暮らすためのアイデアがたくさん載っていて、いつも参考にさせていただいてます。

今回はplasticfreejulyのサイトを参考に、脱プラアクションを初級〜上級までまとめてみました。
難易度に合わせてチャレンジしていただければと思います。

【初級】使い捨てプラスチックを減らす


1.過剰な包装や不要なアメニティは断わる
使い捨てプラスチックを減らす一番の方法は「リフューズ」(断ること)です。


2.マイバッグを持ち歩く
レジ袋が有料化しましたが、うっかり忘れて袋を購入…ということのないように、常にカバンにエコバッグを入れておきましょう。


3.マイボトルを持ち歩く
ペッドボトルの水を買うよりも、マイボトルを持ち歩いた方が長い目で見れば経済的です。


4.マイ容器を持参してごみゼロでお買い物する
脱プラが特に難しいのが食料品。パン屋さんやお惣菜などはタッパーや布袋を持参して直接入れてもらいましょう。


5.テイクアウトのコーヒーはマイタンブラーに入れてもらおう
マイタンブラー(マイボトルでも)を持参すれば、おいしさが長持ちしますし、割引をしてくれるカフェもあります。


6.テイクアウトのアイスドリンクはマイストローで飲む
アイスドリンクに付いてくる使い捨てのストローは本当に必要でしょうか?必要と感じるなら、プラスチック以外の素材(ステンレス、竹、シリコン、ガラス)などを持参しましょう。

 

7.プラスチック容器をできるだけリサイクルする
「容器包装プラスチックマーク」がついているプラスチックは燃えるゴミではなく、できるだけ自治体のリサイクルに出しましょう。


【中級】プラスチック製を天然素材などに代替する



8.みつろうラップを使う
使い捨ての食品ラップの替わりとして。洗えば何度も使用できます。


9.竹など天然素材の歯ブラシを使う
一般的な歯ブラシはブラシもハンドルもプラスチックでできています。ハンドルに竹、ブラシに天然毛が使われている歯ブラシを検討してみましょう。


10.プラスチックではないスポンジを使う
プラスチック製のスポンジを毎日使っていると細かく砕けてマイクロプラスチックが発生します。セルロースやへちまスポンジなど植物性のスポンジに替えましょう。


【上級】ゼロウェイストに暮らす



11.プラスチックボトルに入ったシャンプーや洗剤を固形のものに替える
あるいは中身のみ量り売りで購入する、あるいは手づくりも◎


12.野菜をファーマーズマーケットや直送便などプラスチックフリーな手段で購入している
できるだけ近場でつくられた野菜を食べたいですね!


13.量り売りショップで食材を購入している
まだ日本には量り売りショップが少ないですが…バルクショップや、昔ながらの量り売りをされている店も意外とあったりするので、ゼロウェイスト目線で近所を探索してみましょう!


14.使い捨てナプキン以外の生理用品を使っている(女性のみ)
使い捨てナプキンのほとんどがプラスチックでできています。何度も使用できる月経カップ、吸水ショーツ、布ナプキンなどに切り替えませんか?


15.コンポストをしている
生ゴミを堆肥に変えるコンポスト。生ゴミがなくなるだけでごみ袋やごみの量をかなり減らすことができます。

 

いかがでしたでしょうか?
とはいえ完全に脱プラすることは不可能なので、完璧を目指すよりかは、
自分が心地よく、これからも続けていけそうと思えることに取り組むことが大切です。

Plasticfreejulyが終わっても、引き続き地球に優しい生活にチャレンジしましょう!

 

 

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